時間術大全
時間術大全
きっかけは、とあるtweetで
GoogleでSPRINTという概念を作った人たちによる、個人の時間術の本。とてもよかった!さっそくたくさん実践していて、効果を感じている・・・。
— けんすう👀@アル (@kensuu) 2019年6月30日
ついついSNSとかやっちゃってる人にはオススメです。https://t.co/rhr6Jxgfyq
SPRINTは読んだことなかったが、amazonのレビューとかみてて、
- 朝起きたらSNS確認に結構時間取られてて、せっかくの朝の貴重な時間を無駄に過ごしてる感覚はあった。
- SNSをみてても9割は次の日忘れてたりとかしてるので、時間を浪費している感覚もあって罪悪感みたいな感覚をもったりしてた。
と思ったので、早速kindleで購入した。
結果からいうと、著者が実践している全部を真似してやる必要はないと思ったが、何個か毎日に取り入れるだけで、即効性の効果が出ると思った。メモと整理がてら実践することを乗せていく。
INTRODUCTION
朝200通あった未処理メールを深夜までにゼロにしたからといって、充実した1日だったと本当に言えるのか?
生産性を高めたからといって、一番大事な仕事をしていることにはならない。単に他人の優先事項に素早く対応しているだけなのだと。
この気づきは初めての気づきだった。なんのために生産性をあげるか?数あるタスクを出来るだけ多く処理するためだと思っていたけど、これは他人の優先事項であって、余った時間を自分のために使うという感覚がなかった。タスクをこなすことで、自分の目標に近づいていればいいけど、往々にしてそうではない場合もある。目標を決める時間だって必要。
メイクタイムの仕組み
この図がこの本の全て。 この4ステップを毎日繰り返すことで、SNSの通知にとらわれずに毎日を過ごすことができる。
ハイライト
- なんのために時間を作るのかを決める。
- 毎日、その日の優先事項としてスケジュールを確保する活動(ハイライト)を1つ決める。
- やる必要はないがやりたいこと(読書など)でもいい。
- 一日中ハイライトに取り組むわけではないが、とにかくそれが最優先事項になる。
- ハイライトを選ぶことで、前向きで積極的な気持ちになれる。
レーザー
- 気の散らすものを撃退する。
チャージ
- 体を使って「脳」を充電する。
チューニング
- システムを調整、改善する
- 寝る前にメモをとる
- どの戦術を続けたいか、改善したいか、やめたいかを考える
HIGHLIGHT ハイライト
- 「長期目標」と「タスク」の間の中間的な活動に集中することが、ペースを落とし、日々の生活を充実させ、時間を作る秘訣だと、僕らは考える。
- 1日の終わりに「今日のハイライトはなんだった?」と聞かれたら、どう答えたら嬉しいかを考える。
人は「何に注意をむけるか」によって、自らの現実を作り上げている。
3つの選び方
- 緊急性
- 今日中にやらなければならないものは、それをハイライトにする。
- 満足感
- 何をハイライトにすれば、1日の終わりに最大の満足感が得られるだろう?
- 喜び
- 1日を振り返り、一番の喜びを感じられるのは、何をした時だろう?
- 緊急性
LASER レーザー
- ハイライトに集中し続ける時間が長ければ長いほど、ますます没頭し、仕事(遊び)でますますいい成果をあげられる。
- 僕は出かける時、スマホはポケットにいれず、いつもカバンにいれて持っていく。帰宅したらそのままカバンを棚に置いてしまう。スマホのことを何時間も忘れることもある。こうすることで、スマホがなくても人生は回るんだと、さりげなく自分に言い聞かせている。
- ふとした疑問を書き留める。
- 「新しいメールが来てないか?」
- 「あの映画の俳優の名前を調べたい?」
- あとで調べれるなら、安心して集中できる。
所感
- ハイライト、レーザーは効果が出ると思う。朝(もしくは前日の夜)に決めたことは意識せざるを得ないから。なんとなく決めたことよりも、少しでも形式ばった方がその日の印象に残りやすい。
- todoistやgoogleカレンダーを駆使して、自動的にリマインドする仕組みを作っていく
- SNSは発信する人にとってはとても有効なツール。ROM専でも有益な情報を得られたりするときもあるけど、大半は時間の浪費だし、重要な情報だったら自然と耳に入ってくるでしょくらいにしておけば、スマホに何時間も時間を奪われなくてもすむと思う。